こころのしあわせプロジェクト


こころのしあわせプロジェクトは2018年6月30日をもって終了いたしました。

こころのしあわせプロジェクトとは?

クリニック足立をはじめ、
ご協力を頂いている先生方の臨床経験や専門知識などを基に
各種専門家の方々や一般企業の方々のお力を借りて、
「専門家でない人のための、分かりやすい身近なメンタル」を目指し、
様々な研究・開発を行うプロジェクトです。


プロジェクト名に込めた想い

「こころのしあわせプロジェクト」という名前は、
「皆さんが今よりも健康的なこころで、幸せな日々を送って頂きたい」
という想いを込めて名づけました。

このプロジェクトで、皆様に今よりも「しあわせ」な日々をお届けできればと願っています。

プロジェクトで提供していくもの

健康的なこころで幸せな日々を送るためには、
「うつ」「不安」の対策を行うことが重要なカギとなります。

ですが、なかなか説明することが難しいものです。

本プロジェクトでは、

  • 「うつ」や「不安」など、
    メンタルに関する
    本当に基本的なお話である
    「イメージからはじめる
    メンタルのあいうえお」
    などの講演

  • 「自分自身で行う
    メンタルケア」
    をテーマとした、
    複数の企業との
    共同研究や発表

  • メンタルケアに関する
    アプリや書籍の
    企画や原稿提案や
    医療監修

などを通して、専門家でない方に特化したコンテンツを提供していきます。

まずは、「うつ」「不安」などの「イメージ」を知ってもらえたら良いなと思います。

取り組みについて

論文が掲載されました!

ストレス・うつ・不安に関しての予防研究

サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 様(サントリーホールディングス)と行った ストレス・うつ・不安に関しての予防研究の論文2本が、学会誌 BioPsychoSocial Medicine に掲載されました。

Shirotsuki, K., Nonaka, Y., Abe, K., Adachi, S., Adachi, S., Kuboki, T., & Nakao, M. (2017).
The effect for Japanese workers of a self-help computerized cognitive behaviour therapy program with a supplement soft drink.
BioPsychoSocial Medicine. 2017 11:23 | Published: 19 September 2017

Shirotsuki, K., Nonaka, Y., Takano, J., Abe, K., Adachi, S., Adachi, S., & Nakao, M. (2017).
Brief internet-based cognitive behavior therapy program with a supplement drink improved anxiety and somatic symptoms in Japanese workers.
BioPsychoSocial Medicine. 2017 11:25 | Published: 1 September 2017


電子書籍・PODで販売中!

【図解+書き込み】イメージでつかめる「うつ」と「不安」 自分で「ストレスケア」ができる本

医療法人社団総文会 理事長 クリニック足立 院長
足立總一郎 (著)

医療法人社団総文会 理事 足立昇平 (著)
帝京大学教授 心療内科医 中尾睦宏 (共著)
武蔵野大学 人間科学博士 臨床心理士 城月健太郎 (共著)

本書は、実証実験で効果を確認し、第23回 世界心身医学会で発表した革新的かつ実践的なメソッドの解説本です。
専門書にありがちな難しい言葉を極力廃し、誰にでも起こりやすい「うつ」と「不安」を取り上げ、自分の力でそこから抜け出していく方法を具体的にお伝えしていきます。
読むだけでなく、9つの書き込みシートを使って、自分の心のトリセツ(取扱説明書)を作り、うつ、不安、ストレスを軽くすることができます。
この方法を知っているだけで、日常生活はずっと楽に過ごせるでしょう。

>> スキマ時間のなるほど!メディア「フムフム」で書籍が紹介されました

  • 発行元:株式会社ブックビヨンド(学研ホールディングス)

なかなか説明するのが難しい「うつ」と「不安」ですが、
まずは「イメージ」を知ってもらえたら良いなと思って作った本です。

本プロジェクトの実績 および メディア掲載や学会発表等のご報告

「こころのしあわせプロジェクト」および総文会 クリニック足立関連の、主なメディア掲載や学会発表等のご報告です。

※非常に多くの企業様と研究や開発、講演などを行わせていただいておりますが、企業名の公表を許可頂いた企業様のみ掲載をさせて頂きます。

2017年

2016年

2015年

  • 10月

    クリニック足立にて、
    株式会社ブックビヨンド 様(学研ホールディングス)
    株式会社レッグス 様
    を対象として、足立院長および心理士複数名を講師とした 「マインドフルネス療法」 の体験会を開催いたしました。
    また、マインドフルネス療法を利用したストレスケア・メンタルケアについて検討をいたしました。

  • 10月

    論文「Differential Reactivity of Attention Biases in Patients with Social Anxiety Disorder」 を学会誌『International Journal of Psychology and Psychological Therapy』にて発表いたしました。

    著者:Kentaro Shirotsuki , Nobuko Kawasoe , Yoshio Kodama , So-ichiro Adachi , Toshiki Shioiri , Shinobu Nomura
    学会誌:International Journal of Psychology and Psychological Therapy. Volume 15 Num. 3 - October 2015 - Pages 425-431.

  • 9月

    東京ゲームショウ2015にて、
    クリニック足立や中尾睦宏先生、城月健太郎先生をはじめとする医療チームが原稿を提供した
    携帯アプリ「きみとくりお」(iOS , android)を発表いたしました。

  • 8月

    サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 様(サントリーホールディングス)と、
    プロジェクトにおける効果報告を
    2015年8月19~22日に行われた 第23回 世界心身医学会にて発表いたしました。

    Shirotsuki, K., Nonaka, Y., Abe, K., Adachi, S., Adachi, S., Kuboki,T., & Nakao, M. 2015
    The effect of self-help cognitive behaviour therapy program onpsychological factors for Japanese healthy workers.
    The 23rd World Congress on Psychosomatic Medicine, Glasgow, August 22.

  • 4月

    株式会社レッグス 様にて
    「イメージからはじめるメンタルのあいうえお」という講演を行い、
    ・「うつ」「不安」の知識を付ける事の重要性
    ・知識によって、自社や上司の「メンタルケア対策」を客観的に評価することの大切さ
    などをお話いたしました。

  • 1月

    NHK 教育テレビジョン「チョイス@病気になったとき」へ撮影協力しました。

2014年

  • 10月

    サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 様(サントリーホールディングス)
    株式会社ブックビヨンド 様(学研ホールディングス)
    株式会社レッグス 様
    のご協力を得て、
    クリニック足立や中尾睦宏先生、城月健太郎先生を中心とする医療チームと、
    「イメージからはじめる、ストレスに負けない方法」などを盛り込んだ、
    一般向けのストレスケア・メンタルケアに関する研究や商品開発に関しての具体的な取り組みを開始しました。

  • 9月

    「社交不安障害における注意バイアスに関する反応性の違い」を、
    『第14回 日本認知療法学会』にて発表いたしました。

    城月健太郎・川副暢子・児玉芳夫・足立總一郎・塩入俊樹・野村忍 (2014)
    社交不安障害における注意バイアスに関する反応性の違い 第14回認知療法学会 大阪国際会議場

2013年

  • 9月

    朝日放送「情報ライブ ミヤネ屋」へ中尾睦宏先生が出演しました

  • 8月

    「効果的な認知変容とそのプロセス」
    第13回 日本認知療法学会』にて、シンポジウムを開催いたしました。

    城月健太郎・山本隆一郎・伊藤大輔・中尾睦宏 
    効果的な認知変容とそのプロセス 第13回日本認知療法学会 帝京平成大学 2013年8月

  • 7月

    生活習慣病認知行動療法研究会にて発表いたしました。

    東京認知行動療法アカデミーにて発表いたしました。

  • 4月

    論文「不安のコントロール感に関する基礎的検討 ―社交不安障害の観点から―」を
    日本心身医学会 学会誌『心身医学』にて発表いたしました

    城月健太郎・児玉芳夫・野村忍・足立總一郎 (2013) 
    不安のコントロール感に関する基礎的検討 ―社交不安障害の観点から― 心身医学 53,408-415.

  • 2月

    論文「集団認知行動療法への参加をもとに復職支援を進めた社交不安障害患者の一事例」を
    日本認知療法学会 学会誌『認知療法研究』にて発表いたしました。

    城月健太郎・高井昭裕・足立總一郎・塩入俊樹・野村忍 (2013)
    集団認知行動療法への参加をもとに復職支援を進めた社交不安障害患者の一事例 認知療法研究,6,55-68.

2012年

2011年

  • 5月

    インターネットによるうつ病の治療プログラムなどの研究・実施を開始いたしました。

スタート

プロジェクトに協力していただいている医師・臨床心理士・医療関係者

  • 足立 總一郎

    医療法人社団総文会理事長。
    クリニック足立院長。
    精神科・心療内科医。医学博士。
    広島大学医学部卒。精神保健指定医。

    精神科医として35年を越えるキャリアをもとに、認知行動療法を始めとする様々な手法を取り入れ、
    「極力薬を使わない」
    「その患者さんに最も適した治療を行う」
    「患者さんに出来るだけわかりやすく説明し、納得していただいた上で治療に入る」
    という事を治療の方針とし、日々、診療を行っている。

  • 中尾 睦宏

    帝京大学 教授。心療内科医。医学博士。
    東京大学医学部卒業。
    東京大学およびハーバード大学院修了。

    ハーバード大学ではストレスマネージメントを学ぶ。
    日本では、心身症・うつ病・職場ストレスなどの研究や啓発活動をしている。

  • 城月 健太郎

    武蔵野大学 准教授。臨床心理士。人間科学博士。
    早稲田大学大学院人間科学研究科修了。
    武蔵野大学で教鞭をとるかたわら数多くのカウンセリングを行い、実績を上げている。

  • 水野 優子

    クリニック足立 臨床心理士。

  • 川副 暢子

    臨床心理士。

  • 足立 昇平

    医療法人 総文会 理事。
    帝京大学 医学部 特別講師。
    「メンタルのあいうえお」を広め「メンタルの一般化」を実現するべく、
    「医師や臨床心理士などの医療の専門家の方々」
    「企業の開発部や人事部などの方々」
    という異文化の橋渡しを行い、「こころのケア」の研究や商品開発を行っている。

  • その他、多数の方々にご協力いただいております


※本プロジェクトの運営や企画などは、株式会社SAITECが行っております。